G.H.ミード。アメリカの社会心理学者。プラグマティズムにおける重要な人物のひとり。
ミードは、自己をIとmeに分け、自己意識は一般的他者が抱いている態度を自分の中に取り込み、その一般的他者の立場にたって自分を見ること(=役割取得)により成立すると考えた。
その上で、meは一般的他者の反映であり、そうしたmeに対して人間はIとして反応するが、このIの反応はすぐさまmeとなる。
つまり、meは過去におけるIの遂行した行為の総体でもあるというのだ。
これにより、自己というものはIとmeの関係によって進行するひとつの社会的な過程として捉えていた。
なお、ミードは「意味のある象徴によるコミュニケーション」という概念を提唱し、これは後に「象徴的相互作用理論」として継承されていった。