デュルケーム

エミール・デュルケーム。フランスの社会学者。1858-1917。
人々の行為が無規制に陥ったり、社会規範が揺らぐなどして生じた社会の混乱状態を指すアノミーの概念を生み出すと共に、著書『自殺論』で自殺の統計調査を行い、自殺を個人的な出来事とは看做さず、また、それまで論じられてきた「遺伝か環境か」という自殺の問題設定に社会学的変数の導入を進め、自殺を四つに分類した。

関連用語には、アノミーがある。